【新作コント】花粉症（仮タイトル）-----------------------------

暗い舞台にはテーブルとイスが置かれ、
テーブルの上にはボックスティッシュが一個置かれてました。
家のリビングの設定なんでしょうね。
そしてヒデさんがイスに座りスタートです。

ヒデさんはティッシュで鼻を拭きながら
「あぁ～、花粉最悪だぜ～毎年もう！なんとかなんないのかなぁ」と
ウンザリしていると、すると何処からともなくワッキーの声が聞こえてきます。
「その花粉症、治しましょうか？」

ヒデさんが驚いて「誰だ！？」と叫ぶと
中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」の曲が流れ
ワッキーが白衣を着て紙袋を持って登場します（笑）
メイクやカツラは無しで普通の顔で出てきましたが、
Dr.コトーってことなんでしょうか？（笑）

ヒデさんはワッキーを見て
「せめてズラぐらい　かぶれや！壮大な音楽かけて・・・
あの人かと思うじゃん」とツッコんでました（笑）

するとワッキーは自己紹介を始めます。
「どうも、杉並区から来ました杉野です。」と言ったので
ヒデさんは「花粉症には　たまんない名前だね」と笑ってます（笑）

ワッキーは「なんと、下の名前は・・・」ともったいつけると
ヒデさんが「まさか？」と期待してます（笑）
ワッキーが「たけしです」と普通の名前を言ったので
ヒデさんは「さすがに『花粉』とかじゃないんだ」と　ちょっとガックリです（笑）
ここでワッキーは「花に粉と書いて『たけし』です」と
無理やりな設定にしてました（笑）

ヒデさんが「何のようですか？」と聞くと
ワッキーは「私は花粉症治療のプロで、全国を周ってます」と答えます。
ヒデさんが疑うような目で見ているとワッキーが続けて話し出します。
「あなたの家の前を通ったらクシャミの臭いがしました。
案の定、あなたは重度の花粉症です！」と診断してます（笑）

ヒデさんも「ええ、確かに3日で1箱はティッシュを使います」と辛そうに言います。
ワッキーが「じゃ、今日治してあげます！」と自信満々に言うと
ヒデさんは「助かります、ホントに困ってるんで」とすがるようにお願いしてました。
「じゃ、治療費で130円下さい」とワッキーが手を出すと
ヒデさんは「安い！」と笑ってます（笑）
するとワッキーは「ちょっと安スギます？」とニヤニヤして言ったので
ヒデさんが「それが言いたいだけじゃん！」とツッコんでました（笑）

ヒデさんはワッキーの顔を見ながら
「お前のここが（口の周りを指差し）花粉だろうが」とツッコむと
ワッキーは「苔、苔！コケコッコ」と妙なボケをかましてました（笑）

ワッキーは紙袋からアンケートボードを出して
「では、アンケートを取り、カウンセリングをします。私の質問に答えてください」と
言って、色々と質問をします。

■タバコは吸いますか？●YES
■お酒は飲みますか？●YES
■短足ですか？●それ、関係あるんですか？NOです
■正直に答えないとダメです●じゃ、YES
■本当はチュニジア人ですか？●こんなアッサリ顔のチュニジア人居ない。NOです。
■チャドのお尻を舐めた事ありますか？●NO！NOです。
■舐めたいと思った事ありますか？●NOですって！
■有るクセにぃ～●リアルに言わないで下さい！NOですよ！
■じゃぁ、チャドだったら・・・●チャド関係ないです。NOです！
■最後に、おすぎですか？ピーコですか？●？？？
■捧げるなら、おすぎですか？ピーコですか？●・・・おすぎ！

診断結果を言うワッキーは嬉しそうに「スギ花粉だ～！」と言ってました（笑）
結局「スギ」を言わせたいだけのようです（笑）

次にワッキーは「人間はいろんなアレルギーを持ってるので調べましょう」と言って
紙袋から木の枝を出し「これは杉の木です。」と言って見せますが
ヒデさんは木を見るなり「ああもうダメです」と言ってるのに
ワッキーはそれをヒデさんの鼻先に持って行きます（笑）
ヒデさんは「鼻ムズムズします。目もショボショボします」と言ってるのに
かなりしつこく　鼻先に近づけて
診断結果は「あ、スギアレルギーですね」と当たり前のことを言うワッキー（笑）
ヒデさんは「解ってますよ！どんな嫌がらせだよ」とムッとしてます（笑）

次にワッキーは紙袋からネギを出して、それをヒデさんの鼻先に近づけます。
ヒデさんはビクビクしながらも、ジッと耐えてました（笑）
すると急にワッキーはネギでヒデさんの喉をバシっと叩きます！
ヒデさんが痛がってるとワッキーは「ネギアレルギーです」と診断してました（笑）
「違うなぁ、ネギは大好物だよ！」と反論するヒデさんに
ワッキーは「じゃ、もう一回」と言って　またネギを顔に近づます。
ヒデさんは「全然大丈夫ですって」と言ってるのに、
ワッキーはまた急にネギで喉を叩きます。これ、本当に痛そうでした（笑）

ワッキーは「ああ、ネギアレルギーですね」と言ったので
ヒデさんがワッキーからネギを取り上げます。
そう、ここからヒデさんの逆襲が始まります（笑）
「じゃ、あなたやってみて下さいよ」と言って
ヒデさんがワッキーの顔にネギを近づけて、
いきなりネギでワッキーの顔を思いっきり叩いてました（笑）
ワッキーは思わず倒れこんで　顔を押さえて痛がってましたが
それを見るヒデさんの目はドSの顔でした（笑）

ヒデさんが「ね、ネギアレルギーじゃなくても痛いでしょ？」と言うと
ワッキーは「僕、ネギアレルギーです」と答えてました（笑）

ここで突然ワッキーは四つんばいになって「ニャァ～オ」と猫のマネをします。
いったい何が起こったのかと思ったヒデさんが
「なんだ　今度はいったい？」と笑ってると
ワッキーが「鼻、ムズムズするでしょ？」と言ってました。
どうやら猫アレルギーのテストをしたようです（笑）
ヒデさんは「気がムカムカする」と答えてました（笑）

ワッキーは「ネギ、ネギアレルギー、猫アレルギーです」と
最初にネギって噛んでました（笑）
ヒデさんが「違います、僕、猫大好きですもん！」と否定してるのに
ワッキーは勝手に診断します（笑）

次にワッキーは
「ど～も～、小木でぇ～す矢作でぇ～す。おぎやはぎですけど、それが何か？」と、
急におぎやはぎのマネをしたので、
ヒデさんは「逆にそれが、何か？」と聞いてました（笑）
ワッキーは「オギヤハルギーです」と妙なアレルギー名を言ってました（笑）

今度はワッキーが「はい、はい、あ～、ヒデくん、はい」と
出川哲郎のマネをしてました。これが意外にソックリだったのでビックリです（笑）
ここでもワッキーは勝手に「あ、出川アレルギーですね」と診断してました。
ヒデさんは「いえ、出川さん大好きですよ」と反論すると
ワッキーは「ここからギャグのアレルギーを診断します」と妙な事を言い出します（笑）

「じゃ、幹てつやさんがテンション上がった時のモノマネして、
アレルギーを測ります」と言ったワッキーは
ギターだかキーボードだか　何かを持って歌いだします。
「みきみきみ～き、幹てつや～♪こないだ僕のおばぁーーーちゃーん！」と
最後にいきなりテンションが上がってました。

私は幹てつやさんを知らないので、良く解らないんですけど(;^_^A アセアセ・・・
調べたら関西の芸人さんらしいですね。
ヒデさんも「俺はわかりますよ。確かにおばーーーちゃん！とか言いますよ。
楽屋ではドッカンドッカン、ウケますけど」と苦笑してました（笑）
ここでヒデさんが「じゃ、テツアンドトモの　トモ君がテンション上がった時やって」と
リクエストしてました。うん、これなら私も解る（笑）

ワッキーは「なんでだ、なんでだろぉ～ヒョォ～ヒュルゥ～♪ヒャルヒュ～♪」と
楽しそうにモノマネしてました（笑）
ヒデさんが「テンション似てますけど、
ヒャルヒューなんて言った事ないですよ」とツッコんだら
ワッキーが「ヒャルヒューアレルギーですね」と診断してました（笑）

結局、一番のアレルギーはネギアレルギーと診断したワッキーに
ヒデさんは「ネギ大好物だって」とつぶやいてました（笑）

次にワッキーはヒデさんに花粉についての知識を教えようとします。
舞台袖からホワイトボードを持ち出したので、ヒデさんが
「あなた　いつもそんなの持ち歩いてるんですか？」とツッコむと、
ワッキーが「僕いつも持ち歩いてます。たむけんさんの獅子舞みたいに」と
上手いこと言い訳してました（笑）

「日本の人口の約3分の1が花粉症です」と言いながら
ワッキーがホワイトボードに書いて説明を始めます。
「日本の人口は何人ですか？」とワッキーが問いかけ
ヒデさんが「はい、だいたい１億3000万人くらいですね」と答えます。
「その10分の１となると幾つですか？」とワッキーが問いかけ
ヒデさんが「1千300万人です」と答えます。
「東京の人口が、えっと・・・」ともたもたするワッキーに
ヒデさんが「調べて来いよ！全部頼ってんじゃん！」とツッコんでました（笑）

ヒデさんが「東京の人口も1千300万くらいじゃないですか？」と言うと
ワッキーが「そうです、だから東京の人は全員花粉症です」と
めちゃくちゃな事を言いますが、まぁ、だいたいの換算ってことですね（笑）

ワッキーが「花粉が近づいて気付くのは　約5キロ以内です。
ですから、あなたの家がここだとすると・・・」と言いながら
ホワイトボードに小さな丸を描きます。（図１）

「そして、これが半径5キロです。半径5キロ以内に近づいたら感じます」と
説明しながら大きな丸を描くワッキー（図2）
ヒデさんも「そうですね、ムズムズしてきますね」と説明を聞いてます。

「でも、会社に行ったりしなくちゃいけないので、電車に乗りますね」
と言いながら妙な線を描くワッキー（笑）（図3）

「でも、帰りはバスで帰ります」と言ってワッキーは
自宅の丸印まで線をひっぱり、
そして「このとき家に帰ると、花粉も一緒に入っちゃうんです」と言って
丸の左右に線を3本づつ描いてます（図4）

ここで会場のお客さんもゲラゲラ笑い出して、
ヒデさんも「先生、これ、あの子でしょ？ネコ型の」と聞いてました（笑）

てっきり最後に両目を描くのかと思いきや
ワッキーは自宅の上に1個だけ目を描いたので（図5）
ヒデさんが「怖い怖い！この角度に居るのに目が合ってる！
あの子じゃないんだぁ！」と叫んでました（笑）

するとワッキーが「花粉を顕微鏡で見ると、こんな顔してます」と言ったので
ヒデさんが「一個一個こんな顔してるのを吸い込んでるの？怖っ！！」と
ますます怖がってました（笑）
ワッキーはホワイトボードの裏から顔の部分をドンドンと手で叩いて
「こんな泣き声ですよ」と付け足してました（笑）

知識を教えたところで、今度はグッズについてワッキーが聞いてきました。
ヒデさんが「ティッシュは鼻セレブとか使ってますよ」と言うと
ワッキーは自分が考えたグッズをお勧めし始めます。
まずは「花粉マスク」と言って紙袋から取り出しますが
見ると白いマスクに黄色いものがベッタリ付いてます（笑）
ヒデさんが「この黄色いの何ですか？」と聞くと
ワッキーはあっさりと「花粉です」と答えます（笑）
そして「花粉が入る込むのは嫌でしょ？だから逆に塗っておきましょ。」と
妙な事を言い出します（笑）

ヒデさんが「逆に、の意味がわかんない」と言いますが
ワッキーは「入り込まれてプライドが傷つくよりも、逆に塗っとく方がいいでしょ」と
意味不明な説得をしてきます（笑）

ヒデさんが花粉マスクを拒否をすると、今度は紙袋から
なにやら出すワッキーですが、何も見えません（笑）
「これです。使ってみて」と言いますが
ヒデさんも何も見えないので「これって、何も見えないじゃないですか」と聞くと
ワッキーは「エア目薬です」と言ってました（笑）

ここでワッキーが目薬をのフタを外して目に差しますが、
それを見たヒデさんは「それ、パントマイムでしょ」とツッコんでました（笑）
すると急にエアつながりでワッキーが「デンデンデ～ン♪」と歌いながら
エアギターをやってました（笑）
ちゃんとギターを放り投げてタバコを吸うところもマネしてましたよ（笑）
そして「これ、売れたんですよ」とワッキーが言ったのでヒデさんが
「確かにダイノジは売れた」とツッコんでました（笑）

エア目薬も拒否されたワッキーは、最後に紙袋から変な道具を出してきます。
ヒデさんの頭に輪っかをはめますが、
その輪っかには細いハリガネみたいのが付いてて
そのハリガネの先端にガムテープが付いてるので、
まるでチョウチンアンコウみたいです（笑）

ヒデさんが「これ、何なんですか？」と聞くとワッキーが
「このテープに花粉が付くんです」と自信満々に言ってました（笑）
ワッキーはテープをヒデさんの鼻にくっつけたりしてましたが、
そのうち　そのハリガネがクルクルと頭の周りを回りだしたので
ヒデさんが「まるで　くまだまさしみたいになってますよ。
これで外を歩けないでしょ」と笑いながら拒否すると
ワッキーは「しょうがないなぁ、じゃぁ　くまだまさしに上げますよ」と言ってました（笑）

グッズがダメだと判断したワッキーは、別の方法を教える事にします。
「あなたに、一発で花粉症が治る方法を教えます。でもリスクがあります」と言うと
ヒデさんが「多少のリスクは仕方ないです」と覚悟を決めます。
その方法とは、杉ばかり生えている杉の山へ行き、
一番大きな杉の木のしたで、花粉を浴びてるというもの。
ワッキーは「あなたみたいな重度の花粉症の人が
顔にスギ花粉を浴びれば、最終的に要潤！」と言ってました（笑）

ヒデさんが「死にますって！」と抗議するとワッキーは
「ええ、死にますよ。でも逆にそんな大量の花粉を浴びた事ないでしょ？」
と説明するとヒデさんも
「ショック療法みたいなもんですか？」と　少し理解してきます（笑）
ワッキーは「化学反応が起こって最終的に要潤！」と言い切ってました（笑）
そして「死ぬ確立は90％です。でも、あなたみたいな　ひょっとこが
花粉を浴びた瞬間に、どうも要潤です！」と言って
ハンサムな顔をしてました（笑）
するとヒデさんがワッキーの顔を見て
「お前、要潤君を見たことないだろ？」とツッコんでました（笑）

ヒデさんは「そうかぁ、10％でも要潤君になれるなら　やってみようかなぁ♪」と
ちょっと乗り気になりますが、でも実は、あの要潤君は
元々はゴハンちゃんが要潤君になったので
もう要潤君にはなれないとワッキーが説明します（笑）

ゴハンちゃんっていうのは、元々渋谷の劇場に居た
デブで何もできない子だとワッキーが説明してました（笑）

だから、今からヒデさんが　なるとしたら
石倉三郎さんになるとワッキーが言ったので、
ヒデさんが「90％死んで10％石倉三郎さんなの？
イコール100％死んだようなもんだ！今の年で石倉三郎さんは嫌です」
と嫌がります。そりゃそうだ（笑）

仕方が無いので又別の方法を教えるワッキー。
今度は呼吸法です。
まずはワッキーがお手本を見せます。
「鼻で息を吸って、口でハァーーーー！」とやりますが
ハァーーー！がめちゃめちゃ良い声です（笑）
ヒデさんも隣でマネをして「ハァーー」とやってますが、
ワッキーはドンドン声が大きくなり、
そのうちテノール歌手のように良い声で歌い出しちゃいました（笑）
「私のぉ～お墓の前でぇ～クシャミして下さぁい～♪」
これは秋川雅史さんが歌う「千の風になって」の替え歌ですね（笑）
ヒデさんが「クシャミして下さいなんて、紅白歌手が歌うわけない！」とツッコみますが
ワッキーは「この呼吸法だとクシャミも良く出ます」と言ったので
ヒデさんが「クシャミを止めたいんです！」と怒ると
「止めないでぇ～くださぁい～♪」とワッキーがまた歌ってました（笑）

ワッキーはもう歌が止まらなくなったようで
ヒデさんのドクロのTシャツを指差し「これ、くださぁい～♪」と歌ったので
ヒデさんが「稼いでんだから、自分で買え」とツッコミ、
次にヒデさんの眉毛を見て「眉毛ぇ～変だねぇ～♪」と歌うと　
ヒデさんが「それは認めるけど」と言ってました（笑）

そしてワッキーが「お尻の前でぇ～・・・お尻して下さぁい～♪」と
変な歌詞になっちゃった所で　ヒデさんが「何か用意してこいよ！」とツッコみ、
ヒデさんが「帰れ！」と言うとワッキーは
「帰らせてぇ～下さぁい～♪」と歌ったので、ヒデさんは笑いながら
「帰れって！お前もうめちゃくちゃじゃないか！」と怒ってます（笑）
ワッキーが「怒っちゃいました？」と聞くと
ヒデさんは「帰って下さい。完全に怒ってますよ！」と怒鳴り、
ワッキーが「そうですか、今回はちょっと　やり『スギ』ましたぁ」と言って
オチになりました（笑）

きっと7じ9じとかじゃやらない、特別なネタなんでしょうね（笑）
かなり長い時間やってたので、この時点で既に9時になってました。

ゲームコーナーにつづく・・・